茶壷(ちゃふう)

茶壷とは急須のことで、素焼きの茶壷と釉薬のかかった磁器製があります。
それぞれ特徴があるので、茶葉によって使い分けると良いでしょう。

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茶壷(ちゃふう)

 

●素焼きの茶壷
◇産 地
 中国の江蘇省・宜興で採れる焼き物用の土・紫砂が有名で
 色で大まかに分けると朱泥、段泥(黄や緑)があります。
◇特 長
 1.鉄分が多く含まれている。
 2.焼き上げた茶壷には目に見えない無数の気孔がありお茶の雑味を
   吸収するといわれている。
 3.保温力が強いという特長がありこれらが作用して深みのある香りと
   味わいになります。
◇適した茶葉
 主に、熱湯で淹れる青茶(烏龍茶)や黒茶(プーアル茶)に使うことが
 多く、その中でもコクのあるお茶を淹れると、さらに深みが増します。
◇特長を活かす
 気孔は雑味の吸収だけでなく、茶葉の香りや成分も吸収します。
 ですから同じ種類のお茶だけに使うようにします。使い続けると、
 湯を入れただけで お茶の香りが立つようになります。   
◇新品を使う時
 土臭さや残り香を消してから使います。鍋に茶壷が完全に浸る量の湯と
 スプーン1杯(6~8g)の茶葉を入れ、煮立ったら弱火で静かに
 1時間ほど煮ます(湯が減ったら足して)。
 自然に冷めてから水洗いしてください。
◇手入れと養壷
 使いこまれた茶壷は、色に深みが増しツヤツヤになってきます。これも
 気孔のなせるわざ。使用後は湯だけで洗いして(洗剤はダメ!)、自然
 乾燥させ柔らかな渇いた布でやさしく磨きます。これを「養壷(やんふう)」といい、紫砂茶壷の楽しみのひとつです。
>>ご購入はこちら 朱泥/方圓牌SN37-18
                       黄泥、黒泥/参考商品

●磁器の茶壷
◇産 地
 有田焼きにも影響を及ぼした、江西省の景徳鎮が有名。コバルトで絵付
 した磁器「青花(ちんふぁー)」は元の時代に普及しました。
 そしてヨーロッパにも伝わり、各国で名品が生まれています。   
◇特 長
 表面(内側も)に釉薬がかかっているので、茶葉の香りや成分を吸収する
 ことがありません。
◇適した茶葉
 どんな茶葉でもOKです。特長を活かす紫砂の茶壷で入れるより軽やかな
 味わいになります。
◇扱 い 方
 他の食器の油分などを付着させないよう、洗剤でしっかり
 洗ってください。
>>ご購入はこちら  NKA-001白磁茶壷

 

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