花茶

製造工程概略:タイプ1 -お茶に花の香りを吸着。 タイプ2 -花を乾燥させる。

菊花茶(きっかちゃ)|横浜中華街中国茶の悟空

菊花茶(きっかちゃ)
こぶりの菊の花を乾燥させた
ものでちぎって使う。目の疲れに
良いという。

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茉莉真珠茶 (じゃすみんしんじゅちゃ)|横浜中華街中国茶の悟空

茉莉真珠茶
(じゃすみんしんじゅちゃ)
上質の茶葉を直径5ミリほどの
真珠状にした高級茶。
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茉莉花茶 (じゃすみんちゃ)|横浜中華街中国茶の悟空

茉莉花茶
(じゃすみんちゃ)
丁寧に香りを吸わせた高級
なものは、ほとんど花が入って
いない。
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めいぐい|横浜中華街中国茶の悟空

めいぐい
バラにそっくりなハマナス科の
花(当店ではローズ花干)。
紅茶やプーアル茶と相性が良い。
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宮廷の人々を魅了した花の香り

花茶の製造は1000年も前の南宋の時代、中国北部で始まったようです。交通手段がままならない頃、良質な緑茶が手に入らないので花を混ぜて飲む方法が考えられたという説があります。元~明代初頭にかけて発展して行きますが、現在の基礎ができたのは、清代に上流階級の人々が楽しむようになってからです。

花の香りとお茶の味わいを楽しむ

花茶は発酵別の6大茶分類にあてはまらない7番目のお茶で茶葉にジャスミンの花の香りを吸わせた茉莉花茶(ジャスミン茶)が有名です。また、菊花やめいぐい(バラ科のハマナスの花)のように「花」だけのものもあります。黒茶や紅茶、強めに焙煎された青茶などと相性が良いので、いろいろ試してみてください。当店ではプーアル茶をベースに、めいぐいの花や漢方に使う甘草などをブレンドしたオリジナルの「暴暴茶」が人気です。

愛され続ける「茉莉花茶」

中国で緑茶と同じぐらい飲まれているのが、緑茶にジャスミンの花の香りを吸着させた茉莉花茶。緑茶のスッキリ感とジャスミンの淡い香りが、口の中を爽快にしてくれるので食中や食後に合います。しかし、その製造には大変な手間がかかっています。開花寸前の花を摘み、一番良い香りを放つ夕方に、半開きになった花だけを選び茶葉と交互に重ね4~5時時間放置します。花を取り除き、また茶葉と花を重ね・・を3~4回。こうして茶葉に香りが移されます。現在は花を摘む作業の他は機械でできるようになりましたが、それまでは全て手作業で行われていました。

淹れ方のポイント

耐熱ガラスポットや蓋碗がオススメです。急須を使う時は磁器製を使用してください(素焼は香りを吸い込むので、他のお茶を淹れると影響する可能性があります)。湯の温度は90度ぐらい。茶葉の量は湯100CCに対して3g程度。温めた茶器に茶葉を入れて、湯を注いだら15秒ほどで注いでください。蒸らしすぎると緑茶の渋みが出やすくなります。

代表的な花茶

■茉莉花茶(じゃすみんちゃ)
主な産地は福建省・浙江省・安徴省ですが、台湾のものは香りづけする茶葉に包種茶(青茶)が使われ、マイルドな味わいです。

■茉莉花真珠茶(じゃすみんしんじゅちゃ)
茶葉は福建省の大白茶の白い産毛の生えた新芽部分が使われており高級茶の仲間です。

■めい瑰花(めいぐいふぁ)
バラの花と言われていますが、正確にはバラ科のハマナスの花(香りも味もそっくり)。ビタミンCが多く、女性に人気があります。


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